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モスクワでプーチン氏と会談後、ベルリンでドイツのオラフ首相(左)と会談するイスラエルのベネット首相(5日、ベルリン

(前略)

イスラエルのナフタリ・ベネット首相は同日、モスクワを訪れ、約2時間半にわたりプーチン大統領と会談した。ベネット首相の訪ロは、首相が実際にクレムリン(ロシア大統領府)に入るまで、伏せられていた。

イスラエル首相府は、プーチン氏とのこの会談については事前にアメリカに連絡していたと明らかにした。

ベネット首相は正統派ユダヤ教徒。5日は土曜日で、本来ならば安息日のため、このような行動はとれないはずだっただけに、ベネット首相の訪ロがいかに緊急性の高いものがうかがわれるという指摘が出ている。ユダヤ教の戒律では、人命がかかる緊急事態にのみ、安息日でも激しい活動が許される。

プーチン大統領とベネット首相はこれまでに何度か会談しており、関係は良好だとされる。ウクライナのゼレンスキー首相はかつて、ベネット首相にロシアとの紛争での仲介を依頼していた。

プーチン大統領との会談を終えたベネット首相は、続いてドイツを訪れ、オラフ・ショルツ独首相と会談した。

1時間前
https://www.bbc.com/japanese/60635827