日本のアニメ・コスプレ・戦国武将などに魅了され、2011年より日本に滞在しているウクライナ人のセーニャさん(32)が「文春オンライン」の取材に応じた。セーニャさんはキエフ出身。
母親と姉は3月2日、36時間かけキエフからポーランドに脱出したが、出国禁止の対象外である63歳の父親はキエフに残り、国を守るためロシア軍と戦うという。


https://www.jiji.com/jc/bunshun?id=52491
https://www.jiji.com/news/handmade/special/feature/bunshun/photos/img_69e603affcae6c0a673e4a03e66ab3f633119971.jpg

「父親は、国のために残り、ウクライナ軍と共にロシア軍と戦います。姉の夫や友人も戦います。
戦争に対して怖い気持ちもあるとは思いますが、やはり祖国を守るためと立ち上がる若者は多く、武器が足りなくなっている程だと聞いています。
それくらい士気が高く、プーチンが許せないのです。」

ウクライナでは2014年以降、アニメが好きな若者たちのあいだで『進撃の巨人』をモチーフにしたプーチンの風刺イラストが流行りました。
壁を乗り越え、国に侵入しようとする巨人がプーチンやヤヌコーヴィッチ(親ロシア派のウクライナ元大統領)で、それに立ち向かうのがウクライナ兵という構図です」