停電、断水…震える市民 ロシア、電力インフラ寸断へ火力発電所砲撃
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ウクライナに侵攻中のロシア軍は5日、北東部で火力発電所を砲撃、南部では南ウクライナ原発への進軍も続けており、ザポロジエ原発に続いて制圧に乗り出す構えだ。
電力インフラを狙った攻撃継続で、人道危機は深刻化している。
ロシアのプーチン大統領は同日、ウクライナの軍事インフラ破壊が「事実上、完了した」と述べ、強硬姿勢を強調した。

砲撃を受けた火力発電所では職員5人が死亡した。
ウクライナのウニアン通信などによると、発電所周辺の村では電力供給が途絶し、暖房が使えず、断水も発生。
ロシア軍が包囲した南東部マリウポリでは停電や断水に加え、食料不足で住民が飢餓に陥っているとされる。