インスタグラムに不正アクセスして学生になりすまし、鹿児島県内に住む10代の女性にわいせつな画像を送るよう求めた疑いで、愛知県に住む30歳の男が逮捕されました。

不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕されたのは、愛知県の理学療法士・足立渉容疑者(30)です。

県警によりますと足立容疑者は、去年5月、インスタグラムで、県内に住む10代の女子学生のアカウントを不正に乗っ取り、この学生の知り合いの10代女性にダイレクトメッセージ機能を使い、わいせつな画像を撮影し、送るよう求めた疑いがもたれています。

アカウントを乗っ取られた学生が学校に相談して発覚したもので、警察の調べに対して足立容疑者は「女性の裸の画像を見たかった」などと供述し、容疑を認めているということです。

足立容疑者はアカウントのプロフィールなどからパスワードを推測して他人のアカウントに不正にアクセスしていたということで、「これまでに50人ぐらいのアカウントの不正アクセスに成功した」「他人のメッセージのやりとりを見るのが楽しかった」と話しているということです。
警察で余罪を追及しています。

なお、県警は、県内でアカウントの乗っ取り被害が相次いでいるとして、「ほかのSNSとのパスワードの使いまわしや、単純なパスワードや、アカウント名から推測されやすいパスワードは避けてほしい」と呼びかけています。

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