私たちはあなたの奴隷なのか」。イムラン首相、欧米の特使のロシアに関する共同書簡を批判
https://www.thedailystar.net/news/world/2022-russian-invasion-ukraine/news/are-we-your-slaves-imran-says-slamming-western-envoys-joint-letter-russia-2977326

パキスタンのイムラン・カーン首相は日曜日、ウクライナにおけるロシアの行動を非難するよう先週パキスタンに求めたイスラマバード在住の欧米の特使を非難し、
パキスタンを彼らの「奴隷」だと思っているのかと問い詰めた。

欧州連合(EU)加盟国を含む22カ国の外交団長は3月1日、
パキスタンが国連総会でロシアのウクライナへの侵略を非難する決議を支持するよう促す共同書簡を発表した。

この手紙を公に発表する動きは珍しい。

「私たちのことをどう思っているのですか?私たちはあなたの奴隷ですか......あなたの言うことなら何でも聞くというのですか?」
カーンさんは、政治集会で演説していた。

国連総会は、ウクライナに侵攻したロシアを圧倒的多数で譴責したため、欧米の伝統的な同盟国であるパキスタンは投票を棄権した。

「欧州連合の大使たちに聞きたい。インドにそのような手紙を書きましたか?"
とカーン氏は述べ、パキスタンの宿敵も棄権したことを指摘した。

カーン氏はまた、ヨーロッパ諸国は、パキスタンとインドが2度戦争をした山岳地帯であるカシミール地方でのインドの行動を非難していないとも述べた。

彼は、パキスタンはアフガニスタンで西側NATO同盟を支援したために被害を受け、
感謝の代わりに批判に直面したと述べた。

カーン氏とその政府は、侵攻の恐れが高まっていた2月下旬にモスクワ訪問を決行し、ロシア大統領がウクライナに軍を派遣した数時間後にプーチン氏と会談したことから、注目を浴びることになった。

「我々はロシアと友人であり、アメリカとも友人である。
中国ともヨーロッパとも友人であり、 どの陣営にも属していない」
とカーンは付け加え、パキスタンは「中立」を保ち、
ウクライナでの戦争を終わらせようとする人たちと協力すると述べた。

金曜日、パキスタン外務省の報道官は、使節が手紙のような訴えを公にすることは
「通常の外交慣行ではない」とし、「そのことは明確にした」と述べた。