大阪市内の路上で客引きをしていた男性に暴力団の組員と名乗り、顔を殴ってけがをさせたとして、大阪府警は8日、傷害容疑で天満署地域課の男性巡査長(25)を書類送検し、本部長訓戒の処分とした。巡査長は同日、依願退職した。

書類送検容疑は、1月中旬、大阪市都島区の京橋駅近くの路上で、客引きをしていた男性の顔を殴り、全治2週間のけがをさせたとしている。

府警によると、巡査長はこの日は休みで、1人で酒を飲んでいた。男性に対しては実在する暴力団の組員を名乗ったという。調べに対し、「悪いことをした。反省している」と容疑を認めている。

府警監察室は「警察官としてあるまじき行為で誠に遺憾。再発防止に努めていく」としている。

【日時】2022年03月08日 13:33https://news.yahoo.co.jp/articles/3b1664bd09a00dd82a7af09e1f2f43e2ed8ba4d0