新型コロナ診療・検査の医療機関 大阪府がすべて公表へ

大阪府は、新型コロナウイルスの感染が疑われる患者の診療などを行う医療機関について、府のホームページで公表しているところに患者が集中しているとして、混雑を緩和するため、今月中旬以降すべての指定機関を公表することを決めました。

大阪府は、新型コロナの感染が疑われる患者の診療や検査を行う府内の医療機関として、現在およそ2000か所を指定し、このうち同意があったおよそ1000か所を府のホームページで公表しています。
ただ、感染者数が依然高いレベルで推移する中、公表している一部の医療機関に患者が集中しているとして、府は今月中旬以降、すべての指定機関を公表することを決めました。
これにより、これまで以上に患者みずからが、通いやすい病院などをホームページで調べて受診できるようになります。
府では、公表に同意していない医療機関に改めて意向を確認したうえで、公表が困難な場合は、新型コロナの診療や検査を行う機関としての指定を解除することにしています。
府は、「できるだけ多くの医療機関に協力をしてもらうことで、早期の治療につなげたい。医師会の協力を得ながら進めていきたい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220308/2000058640.html