「ニセ電話詐欺」の手口で長崎市の高齢の男性から2020年に現金 約1500万円をだまし取った疑いで、愛知や東京などに住む20代の男女6人が警察に逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは愛知県名古屋市の派遣社員 川村 望 容疑者(25)、東京都江戸川区の自称音楽家 チャールズマンフィー ニコラスフェイ 一郎 容疑者(21)など20代の男女6人です。
6人は別の人物と共謀し、2020年10月、長崎市の76歳の男性が経営する西彼杵郡時津町の会社事務所に融資を勧誘する偽の文書をファックスで送りました。
融資を申し込んできた男性に「保険金や事務手数料が必要」などと電話で嘘を言い、指定した口座に75回にわたり、合わせて約1500万円を振り込ませてだまし取った疑いがもたれています。
6人は同じ詐欺グループのメンバーで、過去にあった同様の事件の関係者の供述などから関与が浮上しました。
警察は他にも共犯者や余罪があるとみて、引き続き捜査を進めています。
https://www.fnn.jp/articles/-/328317