https://news.yahoo.co.jp/articles/7569ffa5f95dd4f0b40edd2c905a5075e3b87e6a
「腐った白菜&カビ大根」で炎上のキムチ製造の食品名人、「資格返納」の意思を公式発表=韓国
韓国で、腐った白菜や大根などを使ってキムチを製造する映像が公開されて波紋を広げたキムチ製造業者ハンソン(漢城)食品のキム・スンジャ代表取締役が結局、資格を返納するとの意思を公式的に明かした。
ハンソン(漢城)食品は8日、報道資料を通して「キム代表は本日午前、雇用労働部(部は日本の省に相当)に食品名人指定取り消しの意思を明かし、同件に関して『これ以上の憶測は自制していただきたい』と話している。当初から資格を返納する意思を繰り返していたが、メディアの報道によって炎上したため、改めて資格返上の立場を明かした」と伝えた。
これに先立ち韓国MBCは先日、漢城食品の子会社が営むチュンチョンプクト(忠清北道)チンチョン(鎮川)のキムチ工場で作業員が変色した白菜とカビが生えた大根の下処理をするなど非衛生的な様子をとらえられた映像を公開し、食品医薬品安全処と農村振興庁は関連調査を進めた。
農林畜産食品部は「関係機関の調査とは別に、この食品名人は今回の事件に関連して名人として社会的責任を果たしていないという点を明らかにし、先月25日に農林畜産食品部に食品名人資格の返納意志を伝えた」と説明。
農林畜産食品部はこれを根拠に先月28日に食品産業振興審議会を開き、食品名人資格の取り消しを決定していた。