立憲民主党の泉健太代表は9日夜のBS11番組で、参院選での共産党との関係について「共通する政策で合意すれば、候補者調整の段階に進んでいく」と強調した。
同時に「特に安全保障で、まだ共通項を見いだせていない」とも述べた。

これまで泉氏は、共産などとの野党共闘路線で敗北した昨年の衆院選を踏まえ「これまでの連携は一度、白紙にすると明確にしている」と言明していた。
国民民主党が与党に接近している状況が背景にあるとみられる。

番組では、自衛隊や日米安全保障条約が日本の安全保障に不可欠だとの認識が前提になると指摘。「どのように協力ができるのか、一緒に話し合いができればいい」と語った。

https://www.sankei.com/article/20220309-QUFS4WHWSNISHJRTORD3ZUN6QU/