救助活動で訪れた住宅から約２０万円を盗んだとして、大阪府警阿倍野署は１０日、大阪市消防局阿倍野消防署の消防士永嶋風也容疑者（２２）（泉佐野市）を窃盗容疑で逮捕した。「ギャンブルや借金返済のためだった」と容疑を認めているという。
発表では、永嶋容疑者は昨年７月１５日、救助要請で駆けつけた大阪市阿倍野区内の６０歳代の男性方で、棚から金が入った封筒を盗んだ疑い。
１１月に「救助で訪れたことがあり、室内を見せてほしい」と再度訪問したのを家族が不審に思い、１１０番。阿倍野署員が事情を聞くなどして盗みが発覚した。
市消防局は「信頼を著しく失墜させる行為で処分を検討する」とコメントした。
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