東日本大震災から11日で11年。大きな被害を受けた沿岸部をはじめ、岩手県内各地は鎮魂の祈りに包まれている。 震災から11年。沿岸各地は穏やかな朝日に包まれた。 (宮古市の防災無線)「訓練放送を行います…」 宮古市では例年通り、市主催の避難訓練が行われた。 (参加者の女性)「訓練してできるだけ命を守ることを考えないとね」 当時の町長と役場職員計40人が亡くなった大槌町役場の旧庁舎跡地では…。 (平野公三町長)「犠牲となられた職員の皆様の尊い命を失うこととなった教訓をしっかりと次の世代へつないでいくことが私の使命と思っております」 震災で県内では関連死を含めると5145人の尊い命が奪われ、1110人が今も行方不明のまま。 (娘と孫2人を亡くした夫婦) 夫「11年は短かった。あっという間」 妻「私はどっちかというと時間が止まって、あの時のまま」 岩手県内では11日午後、大槌町で岩手県と合同の追悼式が営まれ、終日、鎮魂の祈りに包まれる。
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