映画「ブラックパンサー」の監督が銀行強盗と勘違いされ誤認逮捕 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/4054550/
https://img.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/eb75b490d7300996c25e09b1ba986eae.jpg
大ヒットマーベル映画「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督（３５）が今年１月、ジョージア州アトランタの銀行で現金を引き出そうとしていたところ、強盗と間違われて誤認逮捕されたことについて、バンク・オブ・アメリカ銀行がクーグラー氏に謝罪していたことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズが１０日伝えた。
クーグラー監督は同作の続編「ブラックパンサー：ワカンダ・フォーエバー」（原題）の撮影のためアトランタに滞在していた。１月７日、同銀行で自分の口座から１万２０００ドル（約１４０万円）を引き出すため、「現金を渡す時は目立たないように」とメモした伝票を窓口に提出した。その際、カリフォルニア州の身分証明書、銀行のキャッシュカードと暗証番号も手渡したという。
だが、引き出し額が大金だったことと、メモ書きを不審に思った窓口の行員が上司に報告した。すると上司は警察に通報し、まもなく警察官４人が到着。クーグラー監督は、外に止めた車で待っていた監督の関係者２人と共に手錠をかけられ、拘束された。逮捕の際、関係者の２人は警察にクーグラー氏の素性を説明して、誤解だと訴えたという。
同紙によると、その後、誤認逮捕だったことが判明し、３人は解放された。警察は逮捕について、「バンク・オブ・アメリカ側の間違いによるもので、クーグラー氏に何の落ち度もなかった」とコメント。同銀行は「このような事態が起こったことを遺憾に思います。決して起きてはならないことで、クーグラー氏には謝罪します」との声明を出した。
２０１８年に公開された「ブラックパンサー」は世界累計興行収入が１３億ドル（１５００億円）以上を記録する大ヒットとなった。今回の続編ではクーグラー監督が自ら脚本も担当。２０年に亡くなった主演のチャドウィック・ボーズマンさん以外は、１作目のメインキャスト全員が続投する。
