小麦の国際価格が上昇 北九州の焼うどん専門店も懸念強める|NHK 北九州のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20220311/5020010628.html
緊迫するウクライナ情勢などの影響で小麦の国際価格が上昇する中、北九州市にある「焼うどん」の専門店ではメニューの値上げも視野に入れるなど懸念を強めています。
北九州市小倉北区にある昭和20年創業の「だるま堂」は、名物の「焼うどん」が看板メニューとして親しまれています。
店では、緊迫するウクライナ情勢などの影響で小麦の国際価格が上昇する中、店で使う国産の小麦を使ったうどんの仕入れ価格にも影響が出ないか懸念しています。
具材の豚肉や、うどんを炒める油の価格も上昇傾向にある中、うどんの仕入れ価格が上がればメニューの値上げを検討せざるを得ないとしています。
「だるま堂」の店主、竹中康二さんは「ウクライナの状況などで原材料の価格が上がれば、小さな店でも大きな影響があります。コロナ禍で飲食の消費が戻ってきていない中ですごく不安ですが、店を継続するために商品の価格を上げなければいけないかもしれません」と話していました。