[東京 11日 ロイター] - ソフトバンクグループがインドネシアの首都移転プロジェクトへの投資を見送ったことが、11日わかった。
同社の広報担当者が明らかにした。「本プロジェクトへの出資は見送ったが、引き続きインドネシアへの投資は、ビジョンファンドの投資先などを通じて進めている」としている。
インドネシアのルフット・パンジャイタン調整相は2020年1月、首都移転計画に同社が最大400億ドルの投資を提言したと述べていた。当時、同社は具体的な投資額は提示していないとしていた。
ルフット氏の広報担当者からコメントは得られなかった。ブルームバーグは11日、同氏がインタビューで「孫氏に関する話はもうない。彼は外れた」と述べたと伝えている。
https://jp.reuters.com/article/softbank-indonesia-idJPKCN2L8106