JFL移籍の55歳“カズ” 開幕戦に先発出場 最年長出場記録 更新
サッカーJリーグからJFLの鈴鹿ポイントゲッターズに期限付きで移籍した55歳の三浦知良選手が13日、三重県四日市市で行われた今シーズンの開幕戦に先発出場しました。
三浦選手は、出場機会を求めて昨シーズンJ1だった横浜FCからJFLの鈴鹿に移籍し、13日、三重県四日市市で行われたラインメール青森との今シーズンの開幕戦合に先発出場しました。
フォワードで出場した三浦選手は、中盤まで下がって攻撃の起点になったほか、前半40分すぎにはゴール前でクロスボールに飛び込むなど、シュートはなかったものの積極的なプレーを見せました。
後半は、負傷で途中交代した選手に代わって三浦選手がキャプテンマークをつけてプレーし、後半20分にベンチに下がりました。
この試合で55歳の三浦選手は、平成21年に当時43歳だったFC刈谷のアマラオ選手が記録したJFLの最年長出場記録を更新しました。
試合は三浦選手の加入で注目を集め、4600人を超える観客を集めたホームの鈴鹿ポイントゲッターズが2対0で勝ちました。
三浦選手は「きょうは勝ち点3を取ることがいちばん重要だと選手たちと話していて、たくさんのお客さんの前で2対0で勝利できたことはよかった」と振り返ったうえで「試合に出られることは選手にとっていちばん大事なことなので、監督を含め、クラブ、選手みんなに感謝したい。プレーできる喜びを改めて感じ、すばらしい舞台に立たせてもらったと実感している。体を回復させて、次の試合に出られるようコンディションをつくりたい」と話していました。
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