鈴木福 ロシアのウクライナ侵攻に疑問「武力で支配したところで国の士気上がらない」
俳優の鈴木福（17）が13日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ！」（日曜後6・00）にリモートで生出演し、ロシアによるウクライナ軍事侵攻について自身の思いを語った。
番組ではウクライナの多くの市民の生活に大きな影響が出ている様子をクローズアップ。キエフ市内の病院では、分娩室を地下に移し、新生児たちを必死に守っていた。鈴木は「本当にひどいとしか言いようがないというか、それしか言えない自分がふがいないなと思う」と忸怩たる思いを口にした。
ロシア軍による標的は、ウクライナ軍だけにとどまらず、原発や病院など生活の根幹を揺るがす事態になっている。東部マリウポリでは、民間人1500人以上が死亡したと発表されており、番組では子供を守れなかった女性が泣きじゃくりながら自分を責める姿を伝えた。
鈴木は「こんなに毎日、涙を報道されながらも、ここに映らない方々もいて」と、報じられている悲劇は一部であると指摘。「ロシア内でも若者からの反対の声も上がっている中で、この時代にこんなやり方で得られた領土とかが、そんなに続いていくのか、持続性があるのか」と疑問を投げかけた。さらに「こんなにひどい武力を使って支配したところで、そんな国の士気が上がるわけもないですし、僕たち日本もそうですけど、世界中からどんな目で見られるのか、考えてほしい」とも訴えた。
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