【ローマAFP時事】バチカン(ローマ教皇庁)は12日、中米ニカラグア政府が、バチカンのゾマタク駐ニカラグア大使を追放したと明らかにした。大使は6日、ニカラグアを突然出国し臆測を呼んでいた。

独立承認地域は「ロシア併合望む」 ニカラグア大統領が擁護

 ニカラグアでは2018年、オルテガ政権に抗議する反政府デモが徹底弾圧され、人権団体の推計で死者は300人を超えた。この年に着任した大使は、政府と反政府派の和解に取り組んできたが、オルテガ政権はバチカンが政権転覆をたくらんでいると批判していた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031300364&;g=int