国内利用者288万人!コロナ禍で日本を蝕むオンラインカジノ業者

日本社会にオンランカジノの浸食がどれほど進んでいるのかを知ることを目的とし、
弊社・国際カジノ研究所は昨年11月に行った「ギャンブル型レジャー参加実態調査」の中で、
国内オンラインカジノ利用者数の推計を行いました。

実施:国際カジノ研究所

対象:国内男女1,000人

手法:性年代別にインターネット調査パネルから無作為抽出し、ウェイトバック集計

当該調査の結果によると、我が国居住者のオンラインカジノ経験率は「人生の中で一度でも利用したことがある」と答えた
生涯経験率が2.3%の国内推計288万人、「間近1年で利用したことがある」と
答えた現役ユーザーとしての経験率が1.6%の国内推計203万人であることがわかりました。
ボリュームゾーンとなったのは、30代から40代の男性でこの層では8%以上の者がオンラインカジノの利用経験があることが判っています。

この様に日本で海外オンラインカジノの攻勢が止まらない最大の要因は、日本の消費者の持つオンラインカジノに対する違法性認識そのものです。
2020年9月に弊社が国内男女100人に対して実施した「日本国内からのオンラインカジノ利用に対する違法性認識」に関するアンケート調査では、
国内からのオンラインカジノ利用が違法であるという正しい認識を持っていた者は全体の41%。
それと同じ比率がその行為を「グレーゾーン」と認識しており、18%に至ってはそれが適法であると認識している事が判っています。
一般国民の大半がその行為そのものの違法性認識を持っていないワケですから、海外事業者が日本に向かってマーケティングをすればしただけ、
その利用者が増えて行くのは当然のことであります。

https://news.yahoo.co.jp/byline/takashikiso/20210209-00221730