メタのVR端末分解、原価率は6割 普及優先で利幅薄く

米メタのゴーグル型の仮想現実(VR)端末を分解調査したところ、小売価格に占める原価は6割を超えた。スマートフォンの3〜5割と比べ利幅が薄い。仮想空間「メタバース」の利用に必要な機器として販売価格を抑え、普及を優先する戦略が透ける。

日本経済新聞が調査会社フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ(東京・千代田)の協力を得て、2020年10月に発売したメタ製のVR端末「Meta Quest(メタクエ...

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1428H0U2A110C2000000/