ウクライナ駐日大使、ロシア事業継続中の日本企業に関係断ち切り説得

ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は14日、ロシアで事業を継続している日本企業に連絡を取り、ロシアとの関係を断ち切るよう説得に努めていると述べた。ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで明らかにした。

コルスンスキー氏は、ウクライナへの殺傷能力のない装備品提供や同国からの避難民受け入れ発表を含め、日本政府の対応に謝意を示した。また、戦争の影響は世界中に波及し、アジアでも感じられるだろうとし、中国の関与が鍵を握ると指摘した。

同氏はその上で、ロシアのプーチン大統領との「有害な」関係でもたらされる結果について、理解するだけの十分な賢明さを中国に期待していると語った。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-14/R8PSW3T1UM0W01