2022/03/14

丹治翔

娘を育てるシングルファーザーにとって、悩みの一つになるのが、思春期の変化についてです。東海地区に住む男性(49)は、生理の問題などを周囲に相談できず、SNSに助けを求めました。身近に同じ悩みを抱える人が少なく、孤立しがちな父子家庭の父親。支援団体は「シングルファーザーに寄り添うことが必要だ」と訴えます。






元妻から引き取った娘

「娘の下着のサイズ、どう選んだらいいですか?」
「男親、1人なので苦戦しています」

中学生の娘を育てる男性は、悩みがあるとTwitterに吐露します。「リアルの場では相談できる人がいないので」

別れた元妻から娘を引き取って2年半、男性にとってSNSが子育ての「つながりの場」です。

2人で暮らすようになってから、男性の生活は娘が中心となりました。

新型コロナウイルスの影響で2020年春にあった一斉休校では、聴覚に障害がある娘がまだ小学生だったため、家で一人にしておくことができず、会社に休みを相談。すると、有給休暇ではなく欠勤の扱いとなり、収入が得られないと分かりました。

「それなら……」。男性は退職金や失業手当を使って生活をしようと退職を決断。新卒から27年勤めた会社でしたが、「迷いはありませんでした」と振り返ります。1年後に再就職した際も、定時で退社できるかや、休みをしっかり取れるかなどを基準に会社を選びました。







リアルでは聞けない悩み
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://withnews.jp/article/f0220314003qq000000000000000W02h10101qq000024441A