ニューヨーク市内の観光名所のひとつになっているニューヨーク近代美術館(通称・MoMA)で入館を拒否された際にスタッフ2人を刺して逃走していたゲイリー・キャバナ容疑者(60)が15日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで逮捕された。
AP通信によれば同容疑者は美術館の会員だったが館内でトラブルを2回引き起こしたために会員資格はハク奪。12日に美術館にやって来たものの入館を断られ、受付のデスクを乗り越えて強引に中に入り、スタッフを襲撃していた。
AP通信によれば、フィラデルフィアの警察当局はキャバナ容疑者が屋外のベンチで寝ているところを発見。同容疑者は抵抗はしなかったと伝えられているが、逮捕の直前には宿泊していたホテルの自室を放火し、警察に通報が入っていた。
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