北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で同競技初の日本人金メダリストになった平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が18日、日本記者クラブで記者会見に臨み、同競技で9位に入った弟・海祝(かいしゅう、19=日大)について語った。
「身近な家族としての存在があることは、それだけで力になる」と弟・海祝の存在が大きな力になったという。
昨年は東京五輪スケートボード男子パークに出場した平野。「この4年の間は東京オリンピックもあったので、孤独感とか1人になる時間も多くて、そこで海祝がどんどん調子を上げてきていて、その存在が他のライバルとは違った形で兄弟でもあり、自分はいるだけで安心感というか力になる部分と、頑張ってほしい部分と自分が刺激を与えたいなっていう部分と、互いに成長していきたい部分が自然と強まっていっていたかなと思う」と語った。
また、海祝が成績をあげることは自身のモチベーションアップにもなったと話す平野。
普段から海祝のサポートは積極的に行っていたようで、「自分なりのアドバイスとか生活の面でのサポートはしていきたいなと思って、競技をしてなかったら言わないようなことも、自分から言うようにしていたり、それ以上に言葉だけではなく行動で何か伝えられるもの。身近な兄弟だからこそ感じ取ってもらいたいなと思っていた」と回顧。
最後には「僕も少なからず力にもなって、安心感というか一緒に練習できる相手がいるのは大きい存在だったなと思います」とした。
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