昨年、都内のアパートにある筆者宅のインターネット接続サービスを、最大通信速度(下り)100MbpsのCATVから、
「@nifty光 with フレッツ」に乗り換え、最大通信速度(下り上りとも)1Gbpsにアップグレードした。その際、大家さんも巻き込んだドタバタや遠回りがあった。
なお、集合住宅の回線速度問題についてお悩みの方も少なくないと思うが、こちらについては別途取材してみたので、
関連記事「『フレッツ光が遅いアパート』を改善するには? 集合住宅の光回線高速化についてNTT東日本に聞いた」もあわせてお読みいただければ幸いだ。
光回線の移行先として、かつてADSL時代に長くお世話になった@niftyを選んだが、申し込んでみると、
我が家のアパートで使えるのは「最大通信速度100Mbpsのフレッツ光」だと@niftyから連絡があった。それだと、CATVから乗り換えてもたいした速度の向上は見込めない。
どうしたものかと思案していたら、戸建て向けのプランで最大通信速度1Gbpsの回線を通すことも可能だとの提案をもらった。なるほど。それで行きましょう!
と、いうことで大家さんに相談すると、実は大家さん宅でも回線が遅くて気になっており、この機会に建物内の全戸の回線をアップグレードできないか? との相談を受けた。
要するに現在はVDSL方式だと思われるアパート内の配線を、光配線方式にしたいということだ。その方が、実効速度は戸建て向けよりも多少低下するかもしれないが、
割安な集合住宅向けプランで契約できる。それに、おさまりもいい。
実は、わが家がお世話になっている大家さんは高齢で、インターネットのことはほとんど分からないと思われる。
全戸の回線をアップグレードしたい、というのは大家さんのお子さん(筆者と同年代)で、アパートの価値を上げることにもつながるだろうから、ということだった。
筆者は現在のアパートの前にも、同様に高齢のオーナーが管理している都内のアパートを借りていた。オーナーは高齢でネットを使っておらず、事情も分からない、
その子どもの世代は日常的にネットを使っていて、回線のことも気になってはいるが、管理に直接はコミットしていない、といったケースは、多いのではないかと思う。
こうした考えは分かるし、協力したい。ただよく分からないのは、どこにどう問い合わせればいいのかで……。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/teleworkgoods/1394534.html