ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナの平和への願いを込めて17日、埼玉県ふじみ野市の中学生が千羽鶴を作りました。

ふじみ野市立葦原中学校では、生徒の有志がウクライナの平和への願いを込めて折り鶴を作ろうとポスターなどで呼びかけたところ、多くの生徒が協力して4800羽余りが寄せられました。
17日の放課後、およそ20人の生徒が集まり、色とりどりの折り鶴が連なるように糸を通して千羽鶴を作っていました。
2年生の女子生徒は「子どもも被害に遭っているニュースを見て悲しくなった。平和の大切さをもっと広げていきたいと思って折りました」と話していました。
別の生徒は「一刻も早く戦争が終わり、みんながもう一度、平和の重みを感じられるようになったらいいと思います」と話していました。
この千羽鶴は今月22日から25日まで、ふじみ野市役所1階のギャラリーに展示され、その後、市内の図書館でも展示される予定です。

NHK動画ニュース
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