追手門学院大学は17日、同大の1年生3人が、長崎県西海市で民泊事業を展開する企業でのインターンシップを行い、
地方に移住した起業家との交流を柱とした中高生向け「教育旅行」の開発に取り組んでいると発表した。
九州の西端に位置する同市は、毎年およそ20校・2000人の中高生が修学旅行で訪れ、観光産業を支える1つになっている。
今後、さらなる受け入れ拡大と地域活性化を目指し、同市の協力のもと、地元企業と同大が独自に教育実践型のインターンシップを企画した。
学生らは、3月6日〜18日の約2週間、同市で農林漁業の民泊や体験をコーディーネートする一般社団法人「山と海の郷さいかい」のもとで、インターンシップを実施。
これまで観光施設の見学や林業体験施設を視察に加え、農林漁村での民泊事業に関わる中で、U・Iターンで起業家として活動する人たちに着目。
「都会的センスを持ち田舎で働く」をコンセプトに、「林業体験」と「移住者との交流」を組み込んだツアーを企画した。
主に都市部の中・高生に体験してもらうことで、地方へのU・Iターンを将来の選択肢の1つとして意識してもらうのが狙い。3月18日には同市役所など関係者への最終報告会を行う。
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