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ロシアGDP、制裁で「数四半期縮小」 中銀が見通し

ロシア中央銀行は18日、国内総生産(GDP)について「今後、数四半期にわたって縮小する」との見通しを示した。ウクライナへの侵攻に対する欧米の強力な経済制裁で、企業活動や個人消費が停滞する。高インフレも打撃となる。同日の金融政策決定会合では、政策金利を年20%に据え置くと決めた。

声明では「ロシアに対する貿易・金融制限により、多くの業界で生産や物流が困難になっている」と懸念を表明した。ロシアでは外国企業の事業の停止や縮小が相次ぐ。中銀は、4月に新たな経済見通しを発表する。