シリアのアサド大統領は18日、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問した。UAEの国営首長国通信が伝えた。
事実上の最高権力者であるアブダビ首長国のムハンマド皇太子らと会談。ロイター通信によると、2011年にシリア内戦が始まってからアサド氏がアラブ諸国を訪れたのは初めて。
アサド政権を認めていない米国務省のプライス報道官はロイターに「深い失望」を表明した。
アラブ諸国は内戦を機にアサド政権と距離を置いたが、アサド政権の勝勢が固まり、「内戦後」に向けて動きだしている。ムハンマド氏は「シリアはアラブの安全保障の支柱」と述べ、両国の連携を強調した。
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