国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)がまとめた
2022年版の世界幸福度ランキングで、フィンランドが5年連続で1位になった。

幸福度ランキングの発表は今年で10年目。
世論調査機関のギャラップが世界約150カ国で実施した調査に基づいている。
ランキングはフィンランドをはじめ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、アイスランドなど北欧の国が上位を占めた。

カナダは15位、米国は16位、英国は17位。日本は54位だった。

ランキングは健康寿命、1人当たりGDP(国内総生産)、困った時の社会的支援、汚職の少なさと社会的信頼の高さ、
人々が助け合う地域社会の寛容性、人生で大切なことを決める際の自由度に基づいている。

今回の調査はロシア軍のウクライナ侵攻前に実施された。幸福度ランキングはウクライナが98位、ロシアが80位だった。

最下位の146位はアフガニスタンだった。
「戦争が多くの被害者に与えた物質的、非物質的被害を改めて思い起こさせる」と報告書は指摘している。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35185146.html