英首相、ウクライナ戦争とブレグジット投票を並列 欧州や与野党から非難 - BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/60817370
ボリス・ジョンソン英首相が、ロシアの軍事侵攻に反撃するウクライナ人の戦いと、
イギリス国民が欧州連合(EU)離脱に投票したことを並列して比較したため、
与野党や欧州から強く非難されている。ジョンソン氏は19日、英ブラックプールで開かれた
与党・保守党の党大会で発言した。

ジョンソン首相は春の党大会で、イギリス人はウクライナ人と同じように直感的に「自由を選択」するのだと述べ、
その最近の例として2016年6月のブレグジット(イギリスのEU離脱)をめぐる国民投票を挙げた。

「この国の人たちは直感的に、ウクライナの人たちと同様、毎回必ず自由を選ぶものだと、私は承知している。
最近の有名な例をいくつか挙げよう。イギリスの人たちがあれほど大勢こぞってブレグジットに賛成して投票した時、
それはその人たちが外国人を敵視していたからだとはまったく思わない」と、ジョンソン首相は述べた。

「(ブレグジットを支持した人たちは)これまでと違う形を自由にやりたかったし、この国のことは自分たちで
決めたかったからだ」とも話した。