「匠」の名が付いた鵜匠と刀匠、鷹匠の三人が二十日、関市大杉の観光農園「ふる里農園美の関」に集結し、集まった百人以上の観光客にそれぞれの歴史や仕事内容を解説した。
三人は小瀬鵜飼鵜匠の岩佐昌秋さん、第二十五代藤原兼房（本名・加藤賀津雄）さん＝いずれも関市、吉田流鷹匠の伏屋典昭さん＝岐阜市。伝統文化を未来につなぐため、鷹匠の活動を広める「岐阜吉田流鷹匠継承会」が主催した。
三人は仕事用の衣装をまとい、普段のルーティンや秘話を披露。その後、伏屋さんが近くの畑でハヤブサを旋回させた。見に来た女性は「ハヤブサが地面すれすれに飛ぶ様子が本当にかっこよかった」と喜んだ。（森健人）
農園に集結した鵜匠の岩佐さん（左）、鷹匠の伏屋さん（中）、刀匠の第二十五代藤原兼房さん＝関市大杉のふるさと農園美の関で
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