立憲民主党の福山哲郎前幹事長は22日の参院予算委員会で、日本との平和条約締結交渉を中断すると発表したロシア外務省に岸田文雄首相が抗議の意を示したことについて「抗議するということは交渉を継続してほしいというメッセージにとられないか」と追及した。
また、令和4年度予算案に対露経済協力に関連した約21億円の費用が盛り込まれていることに不快感を示し、「ロシアに関する予算を減額すると言っても野党も国民も理解すると思う」と述べた。
ロシア外務省が北方領土での日本との共同経済活動からの撤退も表明したことに関しては、「(萩生田光一経済産業相が兼務している)ロシア経済分野協力担当相はいらないはずだ」と強調した。
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