航空自衛隊の20代の男性空士長が、病院で看護師の下半身を盗撮したとして、懲戒処分を受けました。
停職3か月の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊の第2航空団基地業務群通信隊に所属する20代の男性空士長です。
航空自衛隊によりますと、男性空士長は、検査のため札幌市内の病院に入院していた2019年3月27日午後9時ごろ、病院の看護師の下半身にスマートフォンを差し向けて動画を撮影したということです。
看護師が盗撮に気づいて、警察に通報し、事件が発覚しました。
男性空士長は起訴はされておらず、刑事罰には問われていないということです。
航空自衛隊の聴き取りに対し、男性空士長は「被害者の下着を見たいという欲求から撮影しました。処分を真摯に受け止め、深く反省しています」と話しているということです。
航空自衛隊は「盗撮は被害者に多大なる精神的苦痛を与えるとともに、隊員としての品位を著しく損なう行為であり、誠に遺憾です。今後は一層の服務指導に努め、規律維持に努めて参ります」とコメントしています。
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