「山の手線沿線、バストイレ別で6万??」と喜んだものの…破格の物件に入居した女性が経験した、セクハラ大家という“地獄”
渡辺真美さん(仮名・30歳)は、過去に住んでいたマンションの大家から受けた、さまざまなセクハラ被害が忘れられないという。
「その物件は山手線沿線で、最寄り駅から10分の場所にあるマンションでした。ワンルームでバストイレ別、専有面積は25平米……同じ条件で物件を探すと
家賃の相場は管理費別で7万円以上なのですが、その家は管理共益費込みで6万円と破格だったんです」
築年数は30年以上で外観は古めかしい印象だったが、部屋の中はリフォーム済みのキレイな内装だった。内見の際に彼女は「掘り出し物だ!」と感じてその日のうちに入居を決めたという。
「転居前に住んでいた家は、職場からかなり遠くて通勤が大変だったんです。一方その物件はかなり交通の便がよかった。何より、家賃が相場よりも安かったのが魅力でしたね」
そして引越し当日、引越し業者とともに自室に行くと、彼女が住む予定の部屋の中に70代前後の男性が立っていたという。その男性こそが、これから彼女を悩ませる大家だった。
「部屋に人がいると思わなかったので、とてもびっくりしました。そのときはギョッとしましたが『挨拶に行く手間がはぶけた』と思い、とりあえず菓子折りを渡して雑談をしたんです。
でも、話しはじめてすぐに、先方の発言に違和感を覚えたんです。洗濯物について話しているときに『洗濯物は外に干さないほうがいいよ。派手なパンティは盗まれちゃうから』と、いきなり下着の話をされたんですよ」
初対面の男性から「パンティ」という単語が飛び出し、動揺してしまった渡辺さん。そのときは驚きすぎて苦笑いで返してしまったという。
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