そして17年3月、北朝鮮が新型の「白頭山エンジン」を開発すると、世界の情報機関は色めき立った。
ウクライナのドニプロペトロウシクにある国営企業が1960年代に開発したRD250型エンジンに酷似していたからだ。
韓国軍関係者の1人は当時、
「白頭山エンジンは、従来のスカッド系列のエンジンと全く違う。
ノズルなどがRD250と似ている。
北朝鮮独自で開発したとは考えにくい。
国際的な協力を仰いでいるはずだ」
と語った。
訪朝経験がある米国社会科学研究評議会のレオン・シーガル氏も18年9月、
「北朝鮮はミサイルのモーターをウクライナから買っている。
自分たちで作っていない」
と語っていた。
長年、北朝鮮問題を担当した日本政府の元当局者も
「完成品か、あるいは工作機械をロシアを経由して陸路で輸入した可能性が高い」
と語る。
◆信頼できるソースと言えば asahi.com
https://globe.asahi.com/article/14561754