挿管後,C医師は,用手換気の際の加圧によって左右対称に胸郭が上がること,5点聴診(心窩部,両鎖骨下,両腋下)によって,心窩部で空気流入音がなく,胸部では音量は小さいが呼吸音があり,左右差がないことを確認し,これらのことから肺に空気が入っているものと判断し,さらに,D医師と,その頃,回復室に駆け付けていたE医師(集中治療室専従の麻酔科医である。)も同様に聴診を行い,肺に空気が入っていると判断した。また,C医師,D医師及びE医師は,呼気時に気管チューブ内に水滴があることを確認し,正しく気管挿管がされたと判断した。この際,カプノメーターの使用はされなかった。

↑この部分では気管挿管できてましたよ〜ってことやね。その後固定できんやったから知らんうちに抜けてたって主張かな?
そんなことあるんかなぁ…21cmって気管分岐部直上ぐらいなんよ。それが一度抜けたって、ものすご動いとるんよ。起こすときロクロの拮抗薬使ってないから、再挿管時にロクロニウム50mgつっこまれてまるまる効果ある状態なのに動けるんか…?