6月から義務化…『犬や猫へのマイクロチップの装着』付け方は?どんな情報が入るの?
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犬や猫への装着が今年6月から義務化されるマイクロチップ。どんな大きさで何の情報が入っているのでしょうか。チップは、直径が2mm、長さが12mm程度。専用の装置でデータを読み取ります。

 (ペッツファースト 山中竜太さん)
 「住所、連絡先、氏名が登録されるようになっております。GPSと間違えられるお客さんが多くてですね、マイクロチップはあくまで情報が入っているだけですので、位置情報は確認できない」

 「ペッツファースト」は殺処分をなくす取り組みにも参加しており、法案に先んじて、2006年から全ての犬と猫にマイクロチップを装着し、販売しています。

 ブリーダーから買い取った個体を管理センターに集め、健康チェックなどとあわせて装着します。その速さはわずか数秒でした。マイクロチップは専用の注射器で首の後ろなどに埋め込まれます。現在は、獣医師と愛玩動物看護師がその施術を行います。

 (ペッツファースト 獣医師)
 「(Q痛みは少ないやり方なんですかね?)そうですね。注射と同じくらいの痛みとは言われています。皮膚をつまんで首の真ん中あたりに特殊な注射器を用いて、皮膚の下に埋め込むような形になります。一つ言われているのは、MRI検査を行うときなどに映像の乱れが出てしまうとかそういったことは機種によって言われています。ただ、健康被害というところで言うと聞いたことがありません。この法改正は動物業界にとっていいことだと思っています。終生飼育という責任を持って、ワンちゃん猫ちゃんを飼っていただく点で重要であると考えています」

 装着はすでにペットを飼っている人にも関係がある話で、法律では「努力義務」つまり装着するよう努めなければならないとされています。動物愛護の観点から飼い主一人一人が考える課題。環境省は今後、「罰則も検討していく」としています。


動画
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