ベネッセ「反ワク・ノーマスク」チラシ騒動の投稿者が“逃亡”、渦中の『進研ゼミ』を開封した結果
「4月から息子が小学1年生になるので、“始めてみようか”とちょうど申し込んでいたんですよ。
でも、ネットで噂になっている“情報”を見て大丈夫なのかな、そういう方針の企業なのかなと少し不安になっていたんですよ」
そう話すのは、6歳の子どもを持つ都内に住む30代の主婦。
小学校入学を機に、ベネッセの通信教育『進研ゼミ 小学講座』に入会した彼女の元に、この度「チャレンジ1ねんせい」の教材が届いたというわけだ。
心配になった“情報”というのが、《ベネッセすごい! チャレンジ1年4月号に入ってたんだって》(原文ママ)と、3月21日にとある個人アカウントに投稿されたツイート。
そして添えられていたのが、新型コロナウイルスのワクチン接種に警鐘を鳴らす、“反ワクチン”を訴えるチラシ画像。
さらに《これも入ってたんだって〜》と、「毎日マスクを着けるのは、もうやめませんか?」「飛沫は飛ばして良いんです」との文言が掲載された、
“ノーマスク”を推奨するチラシも続けて投稿。これらの書類が、ベネッセから届いた教材に同封されていたというのだ。
瞬く間に拡散された当該ツイートの真偽を確かめるように、多くの問い合わせがベネッセに寄せられた模様。
そして『週刊女性PRIME』の取材に対し、問題のチラシ制作や封入した事実はなく、また封入過程において「チラシが混入することはありません」と同社はツイートを真っ向から否定してみせた。
主のツイッターはまもなく“非公開”に
これはデマなのか。ネットトラブルに詳しいITライターが、“火元”となった発端ツイートの“投稿者”の動向を解説する。
「ネット上で騒ぎが大きくなったことを受けて、同封されたとするチラシの情報と画像は“友人から回ってきたもの”とし、混入経緯については“もしかしたら内職さんが入れたんでしょうかね”とツイッターで弁明しています。
また、事情説明のためにベネッセとやり取りをしていると明かし、友人にも再度確認済みとして“ビニールパッケージの中に全てのチラシが入っていた事実がある”と、
あくまでデマではないと主張。そして3月23日に“また進捗あり次第報告致します”としていたのですが……」
その後、投稿者のツイッターはまもなくカギがかかって“非公開”(3月24日時点)になったのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16fbf521337a02ab2d10d674d1d65578d236ad44