なんと、榊が女優を誘うツール≠ノしていたワークショップなどを悪用し、2人の女性に性的被害を加えていたというのだ。
「木下と榊監督の関係は古く、彼の監督としての出世作『誘拐ラプソディー』など、木下さんは榊作品に7作も出演しています。俳優同士としての共演も、映画やドラマで12作。まさに盟友≠ニ言っていい。プライベートでも親交が深いとされるだけに、女性に対する意識のレベルも似通っていたのかもしれませんね」(映画関係者)
大阪生まれの木下は、高校時代から映画制作を始め、井筒和幸監督の映画『ガキ帝国』のオーディションに受かって16歳で俳優デビュー。一時は吉本新喜劇に所属していたが、島田紳助さんの勧めで上京し、長い下積みを経験している。
“論破”できなければ廃業の危機
「長年、脇役として独特の存在感は示していましたが、木下さんが全国区の知名度を勝ち取ったのは、なんといってもフジテレビ系のバラエティー番組『痛快TV スカッとジャパン』のイヤミ課長役でした」(民放スタッフ)
同番組内での木下の決め台詞「はい、論破」は、2015年の新語・流行語大賞にもノミネートされたほど。3月21日にレギュラー放送の最終回を迎え、涙ながらに感謝の言葉を述べていた。
「文春では、木下さんの手口は『演技指導』の名目で肉体関係を迫っていたと報じられています。自分も下積みが長く、監督やプロデューサー、大物俳優などの飲み会で名刺を配りまくった苦労人ですが、そのときに役者界の上下関係≠ェ女性を口説くことに使えると思ったのかもしれませんね」(前出・映画関係者)
プライベートでもイヤミ課長を地でいく「オネエキャラ」だとされているが、実は空手やキックボクシングが趣味の武闘派。業界では格闘家の一面も有名だったため、毒牙にかかった女優たちも抵抗することに恐怖を感じていたはずだ。
「今回の報道について、木下さん本人は取材をスルーし、コメントも出していませんが、NHKは大混乱に陥っています。というのも、木下さんは4月5日から放送開始予定の連続ドラマ『正直不動産』で、主演の山下智久さんの上司役としてキャスティングされているからです。当面、木下さんの出演シーンはカットして放送するしかなさそうですね」(前出・民放スタッフ)
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12311-1541078/
なかなか論破≠ナきそうにない疑惑。ここは正直≠ノ謝罪するしかないが、認めたら認めたで役者は廃業に追い込まれそうだ。