ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、ロシア国民の生活費が急騰していることが、新たなデータによって示された。
公式な統計では、砂糖など一部の生活必需品の価格が1週間で14%も跳ね上がった。
ロシアではインフレ率の上昇も見込まれている。通貨ルーブルはウクライナ侵攻の開始以降、急落している。
ルーブルの価値は今年に入って約22%下落した。そのため、輸入品の価格が上がっている。
ロシアの株式市場は、1カ月にわたる休止期間を経て、24日に再開された。激しい値動きの中、大半の株は値を上げた。
主要な株価指数モエックスは一時10%以上、急上昇した。終値は前営業日比4.4%高だった。
アナリストらは、国内の株式を数十億ドル規模で買うとするロシア政府の計画が、市場を支えていると分析した。ロシアの株式市場は先月、ウクライナ侵攻を受けて急落していた。
外国人との取引や空売りの禁止は続いている。
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