愛知県警は24日、犬山署地域課の男性巡査部長(56)を銃刀法違反(拳銃所持の禁止)の疑いで名古屋地検に書類送検し、減給100分の10(3か月)の懲戒処分にした。
巡査部長は同日付で依願退職した。

発表によると、巡査部長は2020〜21年に5回、貸与されていた拳銃を交番内でホルダーから取り出し、弾を抜いて壁やテレビなどに空撃ちをした疑い。
訓練など特別な理由なく拳銃を使用する行為は認められておらず、目撃した20代の巡査が別の上司に報告して発覚した。
巡査部長は「自分の練習と若手の指導のためだった」などと話しているという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220325-OYT1T50214/