小室哲哉さん、理研の研究員に 音楽家の就任は異例

音楽プロデューサーの小室哲哉さん(63)が、理化学研究所(理研)の客員主管研究員に1日付で就いたことが分かった。
関係者によると、博士号取得者以外の就任は例がなく、プロの音楽家は異例。人工知能(AI)による作曲サポートを研究するという。

シンセサイザーなどのデジタル機器を駆使した長年の活動が認められた。
小室さんは、浜中雅俊さんがリーダーを務める音楽情報知能チームで「GTTM」と呼ばれる音楽の構造を分析する理論に取り組む。

小室さんは「音楽家、生身の人間として、音楽AIの成長に寄与していけることを光栄に思います」とコメントした。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202203/0015100186.shtml