フィギュアスケートの世界選手権は第3日の25日、フランス・モンペリエで女子フリーがあり、ショートプログラム(SP)1位で北京冬季オリンピック銅メダルの坂本花織(21)=シスメックス=が155・77点でフリーも1位となり、合計236・09点で初優勝した。
日本勢の金メダルは2014年大会の浅田真央以来8年ぶりで、通算6人目。
坂本はフリー、合計とも自己ベストを更新した。
坂本は兵庫県出身。
17歳で初出場した18年平昌五輪は6位入賞。
グランプリシリーズのNHK杯は2連覇中。
ロシア勢が得点源とする4回転ジャンプやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などの大技を構成に入れず、演技の完成度を高める戦略を取っている。
今年は(北京)五輪の1カ月後に世界選手権があって本当に調整が今まで以上にきつくて、どうなるかなと思っていたが、最後の最後までやりきれた。
このメダルにはすごく価値があるなと感じている。
(このメダルを誰にささげるかと聞かれ)一番は(コーチの)中野先生だし、グレアム先生と川原先生の支えがあってこそ、自分がここまでの演技ができたと思うので、先生方にいい報告と恩を返せたかな。
https://mainichi.jp/articles/20220325/k00/00m/050/546000c?inb=fs
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