アップル、人材引き留めで一部従業員に再び株式賞与−最大20万ドル

米アップルは、重要な人材を引き留める異例の取り組みの一環として、少数のエンジニアに再び株式賞与を特別支給している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

この動きが非公開であることを理由に匿名を条件に語った関係者によれば、同社はここ数日に、ソフトウエア・ハードウエアエンジニアリング部門の一部の従業員に賞与を支給した。賞与は譲渡制限付き株式ユニット(RSU)の形で約10万−20万ドル(約1220万−2440万円)の範囲で支給されたが、社内の一部では残留特別手当と呼ばれている。

賞与の支給期間を複数年とすることで従業員の退職防止を目指しており、アップルの株価が上昇し続けた場合、時間の経過とともに価値が高まる可能性がある。同社は昨年12月に最大18万ドルの株式賞与を特別支給していた。
アップルの広報担当者はコメントを控えた。
アップル、最大18万ドルの株式賞与を特別支給−エンジニア引き留めで
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d8018da1e69735642c4dc74573bcf72f6e832c0