◆第２６回ドバイ・ワールドカップ・Ｇ１（３月２６日、メイダン競馬場・ダート２０００メートル＝１０頭立て）
２年連続で挑戦した昨年の２着馬チュウワウィザード（牡７歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キングカメハメハ）は最後方から進めて、末脚を伸ばしたが、３着が精いっぱいだった。
勝ったのはランフランコ・デットーリ騎手騎乗のカントリーグラマー（牡５歳、米国・Ｂバファート厩舎、父トーナリスト）で、逃げたライフイズグッド（牡４歳、米国・Ｔプレッチャー厩舎）の脚が鈍ったところを差し切った。
勝ちタイムは２分４秒９７（良＝速報値）。２着は内から脚を伸ばしたホットロッドチャーリー（牡４歳、米国・Ｄオニール厩舎、父オックスボウ）で、ライフイズグッドは４着。１着賞金６９６万米ドル（約８億５０００万円）がかかる大一番だったが、１１年のヴィクトワールピサ以来となる日本馬２頭目の制覇はならなかった。
大久保龍志調教師（チュウワウィザード＝３着）「着順は昨年よりも下がってしまいましたけど、内容としてはすごく良かったです。持てる力を出して、気力を振り絞って走ってくれました。誇らしいです」
【ドバイ・ワールドカップ】チュウワウィザードは後方から猛追の３着 大久保調教師「昨年より着順は下がったけど、内容は良かった」
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