バイデン米大統領は26日、戦火のウクライナから逃れた難民らが滞在するポーランドのワルシャワ国立競技場を訪問した。バイデン氏は難民らとの交流後、記者団に対し、ロシアのプーチン大統領を「虐殺者(butcher)だ」と非難した。

 バイデン氏は帽子をかぶり、ノーネクタイの背広姿で競技場を訪れた。自分の周囲に集まった人々と会話し、子どもを抱きかかえたり、一緒に写真を撮ったりして交流した。

 その後、記者団の前に立ち止まってやりとりしたバイデン氏は、ロシア軍がウクライナ攻略をめぐる戦略を変更したのか問われると、「はっきりとは分からない」と語った。一方、ウクライナの人々に関して「人間の精神の深さと強さ」に「いつも驚かされる」と語った。

バイデン米大統領「彼は虐殺者だ」 難民との交流後にプーチン氏批判
https://www.asahi.com/articles/ASQ3W0T37Q3VUHBI036.html