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日産自動車は、2023年から欧州でガソリン車などエンジンのみで駆動する乗用車の販売を止める方針を明らかにした。
欧州では25年にも排出ガス規制「ユーロ7」の導入による規制強化が見込まれ、エンジン駆動車では技術開発のコストが見合わないと判断した。

日産は中長期の成長戦略で、欧州で販売する新車の電動車比率を26年度までに75%、30年度までに100%に高める目標を掲げる。
欧州では22年に新型電気自動車(EV)「アリア」、スポーツ多目的車(SUV)では「キャシュカイ」「エクストレイル」で日産の技術「eパワー」を搭載した
ハイブリッド車(HV)、小型車「ジューク」ではルノーの技術を搭載したハイブリッド車(HV)の投入を予定。
商用EV「タウンスター」を含め計6車種の電動車モデルを展開し、目標の実現につなげる。

日産のアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は2月に「ガソリンエンジンを欧州市場向けには開発しない。
ユーロ7が入るとお客さまはガソリン車に、はるかに高い価格を払わないといけないからだ」と述べていた。