ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は28日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との直接会談は「逆効果」を招くとの見方を示した。
ゼレンスキー氏は先に、プーチン氏との会合を求めていた。 これについてラブロフ氏は、テレビ放映された記者会見で、
プーチン氏は「ゼレンスキー大統領との会談を拒否したことはないと言っている。(プーチン氏が)唯一根本的に重要だと考えているのは、こうした会談は周到に準備されるべきだということだ」と述べた。
その上でラブロフ氏は、現在の危機は「長年くすぶっていた」とし、「非常に多くの問題が山積している以上、ただ会って互いの意見を交換するだけでは、現時点では逆効果を招く」
との考えを示した。 ゼレンスキー、プーチン両氏は、2019年にフランスの首都パリで一度だけ直接会っている。
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