「『全員集合』がすごかったのは、毎週地方を回って大掛かりなセットを組んでいたことくらい。さして難しくもない早口言葉を言ったり、『うんこちんちん』で笑いを取ろうとしたり、そのクオリティーは相当に低いと言わざるを得ません」(お笑い評論家)

この傾向は「大爆笑」「バカ殿」「だいじょうぶだぁ」でさらに酷くなる。

「『大爆笑』も『バカ殿』も、結局やっていることは小学生レベルの下ネタ。『バカ殿』『だいじょうぶだぁ』に至っては、コントを焼き直して何十年も繰り返すという進歩のなさも見られました。
これを笑って許されるのは、下品なネタが大好きな小学生くらいでしょう」(同・評論家)

そのレベルの低さは、あの悪名高き『エンタの神様』(日本テレビ系)に匹敵するとも…。

「『エンタ』はあまりにくだらないネタ、学芸会のようなキャラ、寒いノリを、編集の笑い声でさも面白いように見せていました。
この手法は数多くの批判を浴びていたわけですが、よく考えれば、レベルの低さを笑い声でごまかしていたのは『ドリフ』も同じ。
『ドリフ』を持ち上げて『エンタ』を貶すお笑いファンがいますが、両者は同じ穴のムジナ≠ノすぎません。共に笑い声を編集で足して面白く見せているだけです」(エンタメ誌ライター)

ネット上にも、

《昔の奴ら多分ドリフは絶対面白いという集団催眠にかかってたんだろうね》
《ドリフでの志村けんのコントはワンパターンでつまらない》
《娯楽がほとんどなかった時代の番組》
《下品過ぎる笑いだよな キッズ向け》
《笑い声足しまくりのエンタの神様と変わらない過大評価番組》
《唯一今見ても面白いと感じるコント番組は「ごっつええ感じ」だけ》

など、「ドリフ」は過大評価だとする疑問の声は多い。

やはり、フリートークやシニカルな笑いが得意な松本人志こそ、お笑い界の頂点か。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12311-1546229/